1993-08-31 第127回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
原良団地という百十一ヘクタールの団地がつくられました。城山団地が四十六ヘクタール、伊敷団地が百一ヘクタール、そして今また鹿児島市最大級と言われている伊敷ニュータウンという宅地造成が百三十ヘクタール造成中なんです。しかも、これまで十三カ所の甲突川流域の団地開発が行われておりますけれども、総計六百五十ヘクタールになっている。
原良団地という百十一ヘクタールの団地がつくられました。城山団地が四十六ヘクタール、伊敷団地が百一ヘクタール、そして今また鹿児島市最大級と言われている伊敷ニュータウンという宅地造成が百三十ヘクタール造成中なんです。しかも、これまで十三カ所の甲突川流域の団地開発が行われておりますけれども、総計六百五十ヘクタールになっている。
鹿児島のシラス地帯につきましては、御案内のとおり昭和四十四年の六月に原良団地等で大きな災害がございました。これを教訓にいたしまして行政指導の強化等図っておる次第でございますが、特に毎年梅雨期の前には私どもの計画局長名で各都道府県知事あてに宅造工事の点検あるいは改善措置あるいは応急工事を適切にとるように指導をしてまいりました。
建設省といたしましては、従来から学界その他につきまして、特殊土壌地帯の宅地造成に伴います災害を防除するための工法等につきまして、いろいろと検討を進めておるわけでございますけれども、にもかかわりませず、先生御指摘のとおり、四十四年の六月には鹿児島のいわゆる原良団地、あるいは城山団地におきまして大きな宅地造成工事に伴います被害が発生したわけでございます。
○二宮文造君 そこで政府にさらにお伺いするのですが、一昨年の七月、九州地方を襲いましたあの梅雨前線豪雨によりまして、御承知の鹿児島の原良団地、それからまた城山団地で造成中の団地に大きな被害を与えたことはまだ記憶に鮮明なわけであります。
ついこの間の十一日の東京の新聞でも、鹿児島市にまたシラスの崩壊が出たと報道されておりましたですが、県と市がやっております原良団地が、去年もたいへんな災害を起こしたわけなんですが、今度また十七日の豪雨で百十ミリくらい雨が降りまして、去年と同じように土砂が出まして、そしてたいへんな騒ぎになったのですね。
○政府委員(川島博君) 原良団地の件につきましては昨年の災害で付近の住民の方にたいへん御迷惑をかけたことは、たいへん申しわけなかったと思います。
○鶴園哲夫君 いまお話がありましたが、私は、鹿児島の「南日本新聞」、これは鹿児島の新聞なんですが、それを見まして、いまお話しのようなことに受け取れない点もたくさんあるのですけれども、原良団地では、もう昨年六月の水害と全く同じ状態を再現した、原良町の本通りは土砂があふれ出してたいへんだ、徹夜で土のうを築いたというふうに書いてありまして、そのほかにちょっと違うような感じがするのですが、それは別にいたしまして
そして、知事の災害の報告並びに要望を聴取いたしました後、県下におきまする特殊な災害地点でありまする鹿児島市の小野団地、原良団地の宅地造成地や田上の二重遭難地、あるいはまた川内市及び東郷町の湛水地域等の調査をいたし、さらにまた単独で県下各所の被害状況等を調査いたしたものであります。その実情につきましては湊団長から御報告があり、あるいはまた県知事から御要望等もあったわけであります。
○播磨説明員 ただいま御指摘のありました鹿児島県住宅供給公社が施工いたしております原良団地、これの宅地造成等規制法の手続におきまして疑点があるというお話しは私も最近聞きまして、目下調べておるところでございます。
○小川(新)委員 それから、原良団地の件でお尋ねいたしますが、この原良団地は県の住宅供給公社の建設であります。地元の新聞によりますと、この団地は宅造法違反である、事前着工した、こういうニュースが載っております。私も現地に行きまして、このような大きな災害を受けて鹿児島県もたいへんである。
たとえばこのたびの九州の原良団地にしても、雨季を控えて四月から二、五キロにわたって山はだをはいでしまった。そして下の民家に被害をこうむらせた、こういうようなことで急傾斜の崩壊防止工事それ自体がきわめて危険な工事でありますから、たとえば一時的な仮設住宅をつくるとか、そうした配慮もまた考える必要があるのではないかとか、いろいろ多角的に考えてみる必要があると思うのです。
第一点の鹿児島県の住宅供給公社が着工いたしております原良団地の宅地造成工事は公社でございますので、これは届け出をもってやることになっておるわけでございますが、県のほうでその条件の内容を審査するわけでございます。
そこで、先ほど宅地部長が宅地造成の許可に際して防災上条件を付することができる、こういう説明がありましたけれども、鹿児島県の原良団地の場合は、五日の新聞の報道によりますると、それはそういう条件がついていない。のみならず、許可前に着工しておった、許可前に。しかも県の幹部の談話では、宅地造成は許可前に着工するのは通例であるか、慣例であるか、そういうようなことを言っております。
今回、鹿児島県の住宅供給公社が工事中の団地で事故が起こりましたのは、おそらく原良団地だろうと思うのでございますが、これは土地造成工事の規制区域に含まれておるところでございます。 それから国家賠償法の問題でございますけれども、これは、鹿児島県の供給公社が行なっております仕事が賠償法の二条にいいますところの営造物であるかどうかというところが問題だろうと思うのです。
ただいま御指摘のございました原良団地につきましては、県の公社が造成中の団地でございまして、これも多量の雨量を予測いたしまして、排水が十分でない下流のために、実は防災ため池をつくって、一時に多量な雨が降った場合には一時貯溜をいたしまして徐々に流すと、こういう施設をあわせて工事しておったわけでございます。ところが、予想外の降雨のために、そのため池があふれまして、若干その堤防がくずれかけた。
○鶴園哲夫君 鹿児島の場合は、馬場団地の大きな事件も起きているわけですが、私が申したのは、原良団地を考えていたわけなんです。原良団地ですね、いま答弁があったんですけれども……